あるゲーマーからの手紙

食う 寝る 遊ぶ、にんげんのぜんぶ

2020-01-01から1年間の記事一覧

令和桜に浪漫の嵐『新サクラ大戦』

私は映画でもゲームでも基本的に何か新しいシリーズに手を出そうという時はなるべくシリーズの初めから見ていくようにしているのだが、時々うっかり出来心でいきなり最新作を見てしまうことがある。そしてその理由は毎回ほとんど変わらない。それはずばり予…

海の向こうで生まれた奇作『Undertale』

ゲームをたしなむ人の何割かは確実にその手の人なのだろうが、筆者の友人にも海外産のゲーム、いわゆる”洋ゲー”のファンがいて、何度かその友人の誘いに乗ってその手の作品に手を出したこともあったのだが、そのほとんどは私の感覚に馴染むことなく棚の飾り…

生き残れ、答えはその先にある『地球防衛軍5』

世の中には延々そのゲームだけをやっていられる中毒性の高い作品がいくつかある。どうぶつの森やモンスターハンター、ダークソウル、人によってはポケモンなどもその類かもしれない。ジャンルを問わず様々な分野でそれらの作品は評価されており、それぞれ熱…

悲劇のままで、終わらせない『Kanon』

ノベルゲームは果たしてゲームなのか、そう聞かれたら何とも答えに窮するところだが、主人公の視点に立って物語を見届けるという意味ではRPGに似ていると言えなくもない。事実、ノベルゲームがプレイヤーを獲得し、見る者に「もっと続きを見たい」と思わせる…

なぜベストを尽くしたのか『Kingsglaive Final Fantasy XV』

FF15はとても他人に勧められるような出来ではなかったが、例え本編に手をつけなくともこれだけは見て欲しいというのが今回紹介する作品、映画『Kingsglaive FF15』である。 筆者は本作を鑑賞する前の予習として、既存のFFシリーズの映画化作品『Final Fantas…

問題児ほど愛おしい『FF15』

FF7リメイクがおおむね好評なようで私は安心した。 開発に時間がかかったゲームというのはその分クオリティが上がるということはほとんどなく、実際にはその期間のほとんどを内輪もめに費やしているなどということがざらにある昨今、FF7リメイクはいい意味で…

ポケモンに出てくるよくわからないトレーナー

ポケモンシリーズではジムリーダーや四天王、悪の組織の構成員といったストーリー上必ず倒さなくてはならないトレーナーの他に様々な通りすがりの一般トレーナーが登場する。それらには必ず肩書きがついていて、例えば「たんぱんこぞう」や「ミニスカート」…

ここ最近インコの動画ばかり見ている

インコドリルなる本を買ってからというもの、私はyoutubeにアクセスしてはインコの動画を漁るようになった。再生数を比較すると数十万数百万にも昇る数字のものもあれば数百数千という小粒まで様々であるが、どの動画も飼い主のインコに対する愛情がにじみ出…

漢の義務教育 『ロッキー』シリーズを読む

「推しの映画は何ですか」と聞かれたらいろいろと候補はあるが、もしそれを聞いてきたのが男性で、しかも家庭を持っていて息子がいるようであれば迷い無く勧めるのが『ロッキー ザ ファイナル』である。 本当はロッキーシリーズ六作品全てを見てほしいところ…